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【エリザベス女王杯の回顧】
世代対決としても注目を集めたエリザベス女王杯。1番人気の支持を集めたのは一昨年のオークスと秋華賞を勝った5歳馬のカワカミプリンセスでした。2年前のエリザベス女王杯では、先頭でゴールしながらも最後の直線で他の馬の進路を妨害したとして降着になってしまった馬。今回はリベンジの一戦でもあり、久々の勝利を期待された一戦でした。
一方、3歳馬のリトルアマポーラ。春のクラシックである桜花賞とオークスでは、2番人気、1番人気の支持を集めながら敗退。ぶっつけで挑んだ秋華賞は6着惨敗。クラシック有力候補の評価は地に落ちてしまいました。今回のエリザベス女王杯は復活を期して挑んだ重要な一戦。陣営が新しいパートナーとして選んだのは、フランス人のクリストフ・ルメールでした。
過去のVTRを見て研究していたというルメール騎手は、始めから相手はカワカミプリンセスと決めて乗っていたと思います。レースはポルトフィーノに騎乗した武豊騎手が落馬してしまうという波乱のスタート。15番カワカミプリンセスより1つ外枠16番からスタートしたリトルアマポーラは、1コーナーまでの間に外から馬体を寄せてカワカミプリンセスを内に閉じ込めています。おそらく、“4コーナーを回るときに、カワカミプリンセスよりも前の位置に付けていれば絶対に差し切られない”という確信がルメール騎手の中にあったのだと思います。3,4コーナーでもカワカミプリンセスと一定の間隔を保ち、絶対に前へ行かせようとしませんでした。直線で持ち前の瞬発力を発揮したリトルアマポーラは、そのままカワカミプリンセスを振り切って先頭ゴール。
勝ったリトルアマポーラは、上がり3ハロンのタイムでも、きっちり0秒1だけカワカミプリンセスを上回っています。ルメール騎手の鮮やかな騎乗でした。また、馬体面でも春から大きく成長した姿を見せていて、休み明け2戦目の状態の良さも特筆すべきでしょう。
2着カワカミプリンセスは悔しい敗戦。最後の直線でも全くバテていないだけに、もう少し積極的な競馬を見せていれば、結果は違っていたかもしれません。3歳の時と比べると、勢いはなくなっていますが、ここに来てグッと安定感が出てきました。もし有馬記念に出走するようなら、もう一度横山典騎手でリベンジしてほしいと思います。
3着ベッラレイア。中団追走から4コーナーではカワカミプリンセスをマークする形になりましたが、追撃及ばず。前に付けた馬が有利な展開になってしまったとはいえ、上位2頭とは力の差が大きかったような気がします。
4着マイネレーツェル。前走の秋華賞では中団の位置取りで全く良いところなく敗退してしまいましたが、今回は1,2着馬とほとんど同じ位置を気分良く追走しているように見えました。上位3頭とは決定的な差がついていますが、この馬にとっては健闘と言えるでしょう。
春の牝馬クラシック組では、レジネッタが12着、エフティマイアが13着、と惨敗。レジネッタの場合は秋4戦目で少し状態が落ちていたように思います。エフティマイアは、いつもより後ろの位置取り。全く良いところなく敗れてしまいました。
エリザベス女王杯(G1・定量・京都・芝2200m)
1着−(16)リトルアマポーラ(ルメール) 4人気
2着◎(15)カワカミプリンセス(横山典) 1人気
3着○ (13)ベッラレイア(秋山) 2人気
単勝 16 1320円
馬複 15−16 1010円
馬単 16−15 3450円
2.12.1
ラップ 12.5 - 10.7 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 12.4 - 12.8 - 12.4 - 11.5 - 12.0 - 11.7
(59.3-12.4-60.4)
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一方、3歳馬のリトルアマポーラ。春のクラシックである桜花賞とオークスでは、2番人気、1番人気の支持を集めながら敗退。ぶっつけで挑んだ秋華賞は6着惨敗。クラシック有力候補の評価は地に落ちてしまいました。今回のエリザベス女王杯は復活を期して挑んだ重要な一戦。陣営が新しいパートナーとして選んだのは、フランス人のクリストフ・ルメールでした。
過去のVTRを見て研究していたというルメール騎手は、始めから相手はカワカミプリンセスと決めて乗っていたと思います。レースはポルトフィーノに騎乗した武豊騎手が落馬してしまうという波乱のスタート。15番カワカミプリンセスより1つ外枠16番からスタートしたリトルアマポーラは、1コーナーまでの間に外から馬体を寄せてカワカミプリンセスを内に閉じ込めています。おそらく、“4コーナーを回るときに、カワカミプリンセスよりも前の位置に付けていれば絶対に差し切られない”という確信がルメール騎手の中にあったのだと思います。3,4コーナーでもカワカミプリンセスと一定の間隔を保ち、絶対に前へ行かせようとしませんでした。直線で持ち前の瞬発力を発揮したリトルアマポーラは、そのままカワカミプリンセスを振り切って先頭ゴール。
勝ったリトルアマポーラは、上がり3ハロンのタイムでも、きっちり0秒1だけカワカミプリンセスを上回っています。ルメール騎手の鮮やかな騎乗でした。また、馬体面でも春から大きく成長した姿を見せていて、休み明け2戦目の状態の良さも特筆すべきでしょう。
2着カワカミプリンセスは悔しい敗戦。最後の直線でも全くバテていないだけに、もう少し積極的な競馬を見せていれば、結果は違っていたかもしれません。3歳の時と比べると、勢いはなくなっていますが、ここに来てグッと安定感が出てきました。もし有馬記念に出走するようなら、もう一度横山典騎手でリベンジしてほしいと思います。
3着ベッラレイア。中団追走から4コーナーではカワカミプリンセスをマークする形になりましたが、追撃及ばず。前に付けた馬が有利な展開になってしまったとはいえ、上位2頭とは力の差が大きかったような気がします。
4着マイネレーツェル。前走の秋華賞では中団の位置取りで全く良いところなく敗退してしまいましたが、今回は1,2着馬とほとんど同じ位置を気分良く追走しているように見えました。上位3頭とは決定的な差がついていますが、この馬にとっては健闘と言えるでしょう。
春の牝馬クラシック組では、レジネッタが12着、エフティマイアが13着、と惨敗。レジネッタの場合は秋4戦目で少し状態が落ちていたように思います。エフティマイアは、いつもより後ろの位置取り。全く良いところなく敗れてしまいました。
エリザベス女王杯(G1・定量・京都・芝2200m)
1着−(16)リトルアマポーラ(ルメール) 4人気
2着◎(15)カワカミプリンセス(横山典) 1人気
3着○ (13)ベッラレイア(秋山) 2人気
単勝 16 1320円
馬複 15−16 1010円
馬単 16−15 3450円
2.12.1
ラップ 12.5 - 10.7 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 12.4 - 12.8 - 12.4 - 11.5 - 12.0 - 11.7
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